2023年に発表された「資金循環の日米欧比較」を参考にして日本と米国の個人金融資産を比べると、2022年時点で資産総額は以下の金額でした。(ドル円は150円/ドルで計算)
.日本:2,043兆円
.アメリカ:17,145兆円(114.3兆ドル)
円安が進んでいる要因もあり、資産総額で比べると約8倍と大きな差につながります。また一人当たりの資産額は、以下の結果でした。
.日本の金融資産:一人当たり約1,633万円
.アメリカの金融資産:一人当たり約5,145万円(約34.3万ドル)
一人当たりの資産に修正すると、アメリカは日本の約3倍ほどの金額です。もちろんこの数値は円安が進むほどアメリカとの差は開き、円高に振れれば差は縮まります。次は「成長率」と「資産の内訳」を詳しくみていきます。
2000年との伸び率で比べると日本1.5倍.アメリカ3.2倍
2000年に発表された「欧米主要国の資金循環統計」を参考にすると、1999年12月末における個人金融資産総額は日本1,438兆円、アメリカは35.5兆ドルでした。2022年12月末時点の資産額と比べた伸び率は、以下の通りです。
.日本:1.5倍
.アメリカ:3.2倍