β(ベータ)-カロテン当量とは
カロチノイドは植物や動物に含まれる色素成分です。このうち私たちの体内でビタミンA作用をするカロチノイドには、緑黄色野菜に多いα(アルファ)およびβ(ベータ)-カロテン、またみかんなどに多いクリプトキサンチンがあり、これらは植物中の赤、黄などの色素成分です。
この中で、ビタミンA作用を最もよく発揮するのはβ-カロテンであることから、ビタミンA作用をするカロチノイドをβ-カロテンで代表して表したものがβ-カロテン当量です。α-カロテンおよびクリプトキサンチンのビタミンA作用は、β-カロテンの50%とみなし、次の式で計算します。
β-カロテン当量(μg)=
β-カロテン(μg)+1/2α-カロテン(μg)+1/2クリプトキサンチン(μg)
日本换算方法,供参考。