震災で一旦は帰国したものの…日本に戻る中国人が増加中―中国メディア

2011年4月19日、中国・北京の出入国検査機関の統計によると、東日本大震災の影響で便数が減っていた日本行きのフライトが通常に戻り、乗客の数もほぼ震災前の水準に戻りつつある。中国新聞網が伝えた。

東日本大地震で一旦は帰国した中国人たちが続々と日本に戻り始めている。北京の出入境辺防検査総站によると、震災後の状況が落ち着きを見せ始めると、日本に戻る中国人の数も増加。日本での生活が長い人ほど、そう簡単には生活の基盤を移せないようだ。

この日、北京の首都空港から日本行きのフライトに乗る手続きをした呉(ウー)さんは来日10年。見送りに来た両親の涙に後ろ髪をひかれながらも、3歳の息子を連れて日本に戻る決意をした。「仕事も家庭も東京にあります。放射能汚染や景気の落ち込みは気になりますが、帰らないわけにはいかないんです」と話した。

だが、中には一旦は日本に戻ることを決めたものの、空港で搭乗手続きをしている最中にキャンセルした人や、飛行機が離陸する寸前になって「やっぱり降ります」と言った留学生もいたという。(

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