報道で、東電の発した危機的状況を「いわゆる15条通報」なんて行ってるけれども、いわゆるなんて言えるほど浸透してる言葉じゃないだろう。
いわゆるなんて言っていいほど、頻繁に起きてもらっちゃ困るものだ。
この先15条通報が繰り返し行われる可能性があるとすれば、15条通報について了解しておいてもらって、今後の報道でも15条通報が〜とやるなら話はわかる。
でも、そうであっては困るものだ。
15条通報なんてしない状態のほうがいいし、15条通報なんて通称で知ってる人は少なければ少ないほど良いと思う。
15条通報をそのままココから引用すると
「原災法の条項であり、原子力緊急事態宣言 について規定したもの。主務大臣
(経済産業大臣、文部科学大臣或いは国土交通大臣)は、通報された放射線量が、避難・退避が必要になると予想される異常な水準の放射線量以上の放射線量が検出されたり、又は、原子力緊急事態
の発生を示す事象の場合で、原子力緊急事態が発生したと認めるときは、内閣総理大臣に報告を行う。内閣総理大臣は、原子力緊急事態宣言及び緊急事態応急対策
を実施すべき区域、原子力緊急事態の概要、区域内の居住者、滞在者その他の者及び公私の団体に対し周知させるべき事項の公示
を行う。原子力緊急事態宣言の解除も本条項による。」
要するに原子力緊急事態が発生しているという事。
原子力緊急事態って具体的に何なの?って事を調べてみると、ココから一部引用で
「放射性物質又は放射線が異常に原子力施設の外へ放出或いは政令で定められた事象が発生した事態」
と説明されている。要は異常な量の放射線が、原発の外に漏れてるという事だ。
なんでこんなことになってしまったんだろうな。