逮捕の米兵、ホテルの部屋から被害女性の衣服
読売新聞 10月18日(木)14時34分配信
沖縄県の女性に乱暴したとして米海軍兵2人が集団強姦(ごうかん)致傷容疑で逮捕された事件で、2人が宿泊していたホテルのそれぞれの部屋から、被害女性の衣服の一部が県警の捜索で見つかっていたことが18日、捜査関係者への取材でわかった。
県警は、2人が犯行後に現場から持ち去ったとみて、経緯を調べている。
捜査関係者によると、逮捕された上等水兵クリストファー・ブローニング(23)、3等兵曹スカイラー・ドージャーウオーカー(23)両容疑者は15日夜、1泊2日の予定で沖縄本島中部のホテルに宿泊し、16日未明に犯行に及んだという。2人は犯行後、ホテルに戻っていたところを捜査員に確保された。
調べに対し、ドージャーウオーカー容疑者は「2人で乱暴したのは間違いない」と供述。ブローニング容疑者は「犯行時間帯はホテルにいた」と容疑を否認しているが、県警が17日、ホテルを捜索したところ、2人の部屋から、衣服の一部など女性の所持品が数点見つかった。