曙太郎真的要拼了,日本电视台害死人不偿命。
東京マラソン(3月22日12539;報知新聞社後援)で、人生初の4212539;195キロ完走に挑む大相撲の元横綱、曙(39)が25日、千葉県内で短期合宿を開始し、体重200キロ超の巨漢が早くも悲鳴を上げた。制限時間の7時間突破を目指すが、現時点での見通しは“ミッション12539;インポッシブル”。完走したあかつきには、世界最重量ランナーとしてギネスブックに申請するが、本当に大丈夫なの?
曙が野外練習の合宿初日に、わずか24分で音を上げた。200メートルほどジョギングする場面もあったが、すぐにストップ。「イテテテ…」曙は玉のような大汗をしたたらせ、顔をゆがめた。初日の総距離は約212539;5キロ。4212539;195キロ完走が、はるかかなたへと遠ざかった。
身長204センチ、体重208キロ。ランナーとしては最も不適切な肉体を持つ曙だが、テレビ番組の企画に乗って挑戦を決意。万年ひざ痛、スタミナ不足など徒歩による長距離ですらドクターストップもかけられた。ホントにやれんのか? 「そういう半信半疑で見る人たちを見返したくなった。やり通す!」と、今月9日から練習に突入した。
ひざへの衝撃軽減に、相撲時代のすり足を活用。ガニマタ歩きもまっすぐ矯正したが「普段使わない筋肉が痛くなって」と曙。サポート陣も「本来なら1年は練習期間が必要なのに、わずか2か月だから」と頭を抱えた。目標タイムは1キロ10分ペースで制限時間いっぱいの7時間。だが、気温の上昇も予想され、暑さ、コースのアップダウンとあらゆる障害があり、いまのレベルでは制限時間内に“生還”できそうもない。
号砲は午前9時10分。最大のヤマ場は最初の5キロ地点のリミット、午前10時30分となる。完走すればまさにギネスブック級。ギネス申請も予定に入れるほどの無謀挑戦に曙は「俺一人だけになっても公道を歩いて帰ってくる」ときっぱり。5月8日で40歳。「当日? 横綱時代のまわし、足袋でいくか」と豪語した曙が、東京マラソンで東京ウオーカーになる。