北京市内で中国中央電視台(中国中央テレビ、CCTV)が建設中のビルで9日夜に発生した火災で、現場周辺に集まった群衆の多くが、中央電視台のビルの「悪口」を言っていたことが分かった。
関連写真:そのほかの火災に関する写真
写真は、中央やや手前が中央電視台の本ビル。右側が「北配楼」などと呼ばれる付属ビル。火災を起こしたのは「北配楼」で、本ビルは無事だった。
現場で取材した中国人記者によると、本ビルの奇抜なデザインに対する人々の悪感情は強烈で、ほとんどの人が悪口を言いながら笑顔を浮かべて火事を眺めており、心配そうな顔つきの人は少なかったという。
2008年の北京五輪を機に使用が始まった中央電視台新本ビルのあだ名は「大クーチャー(デカパンツ)」。傾いた2棟が上部で連結するデザインで、北京市の新しい名物になると喜んだ人も多いが、景観を損ねるとする反発も根強い。(「クー」はころもへんに「庫」、「チャー」はころもへんに「叉」)(編集担当:如月隼人)
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写真は、中央やや手前が中央電視台の本ビル。右側が「北配楼」などと呼ばれる付属ビル。火災を起こしたのは「北配楼」で、本ビルは無事だった。
現場で取材した中国人記者によると、本ビルの奇抜なデザインに対する人々の悪感情は強烈で、ほとんどの人が悪口を言いながら笑顔を浮かべて火事を眺めており、心配そうな顔つきの人は少なかったという。
2008年の北京五輪を機に使用が始まった中央電視台新本ビルのあだ名は「大クーチャー(デカパンツ)」。傾いた2棟が上部で連結するデザインで、北京市の新しい名物になると喜んだ人も多いが、景観を損ねるとする反発も根強い。(「クー」はころもへんに「庫」、「チャー」はころもへんに「叉」)(編集担当:如月隼人)